「今流行りのPolygon(MATIC)について詳しく知りたい!」
「イーサリアム版とPolygon版OpenSeaの違いって何?」
「Polygon版OpenSeaでNFTを売買するはどうすれば良いの‥?教えて!」
仮想通貨の中で今もっとも注目されているのがPolygon(ポリゴン)です。ポリゴンはメジャーな仮想通貨「イーサリアム」の補助的な役割を担うコンセプトで誕生しました。
当初の目論見通りポリゴンは、独自ブロックチェーンの最適化をはかることで、イーサリアムと互換性を残しながらも低コスト運用が可能となりました。
この記事では、これから低コストでNFTを始める初心者向けに次の点について解説していきます。
- ポリゴンのメリット・デメリットの解説
- ポリゴン(旧MATIC)ネットワークの接続方法解説
- ポリゴン(旧MATIC)ネットワークでNFTの売買する手順
本記事の内容をそのまま実践すればポリゴンのブロックチェーン上で低コストにNFTが売買できるようになります。ぜひ、最後までご覧ください。
ポリゴンネットワークとは?
ポリゴンとはイーサリアム互換のレイヤー2ブロックチェーン上に構築されたプラットフォームのプロジェクト名称です。
つまり、ポリゴンはイーサリアムをメインのブロックチェーンとして利用し、サイドチェーンとしてイーサリアムベースの分散型アプリと連携します。
- イーサリアムのセカンドレイヤー・ソリューションの一つ
- イーサリアムチェーンと比較して高速かつ低コスト化を実現している
- 独自のコンセンサスアルゴリズムを有している
イーサリアム・ポリゴンチェーンの比較
ポリゴンチェーンはイーサリアムのサイドチェーン・ソリューションとなりますが、メリット・デメリットは次の通りです。
イーサリアム版・ポリゴン版OpenSea比較
OpenSeaはNFT売買の最大手プラットフォームですが、イーサリアムとポリゴンのそれぞれのブロックチェーン版で仕様が異なります。多くのコレクターやアーティストはイーサリアムのブロックチェーン上で活動しているのに対して、ポリゴン版の参加者は少ないです。
ポリゴンチェーンでNFTを売買する手順
通常イーサリアムのブロックチェーンでNFTを売買する場合はSTEP5,6が不要となります。
国内取引所で仮想通貨を用意
NFT購入のためにメジャー仮想通貨イーサリアム(ETH)に換金します。仮想通貨の取引所は複数ありますがオススメなのはCoincheck(コインチェック)です。
日本国内で利用できる仮想通貨取引所
- bitbank (ビットバンク)
- bitFlyer (ビットフライヤー)
- BITPoint (ビットポイント)
- Coincheck (コインチェック)
- DeCurret (ディーカレット)
- DMM Bitcoin
- GMOコイン
- Huobi Japan (フォビジャパン)
Metamask(メタマスク)の用意
次にメタマスクと呼ばれる仮想通貨用デジタル財布(ウォレット)を用意します。ウォレットはブラウザやスマートフォンアプリから準備してください。
ブラウザ版メタマスク
現在のところメタマスクに対応しているブラウザはGoogleChrome、FireFox、Opera、Braveのみです。
スマートフォンアプリ版メタマスク
iPhoneやAndroidスマホからはメタマスクのアプリから登録してください。
MetaMask – Blockchain Wallet
MetaMask無料posted withアプリーチ
仮想通貨イーサリアム(ETH)をメタマスクへ送金
取引所からメタマスクへの送金は取引所の会員ページから行います。
コインチェックからの送金方法
コインチェック会員ページメニューから「コイン送金」に進み「Ethereumを送る」を選択
メタマスクをMaticメインネットへ接続
メタマスクから各種ブロックネットワークに接続できますが、ポリゴンチェーンを利用するために以下の通りMaticメインネットに接続してください。
- ネットワーク名:Matic Mainnet
- 新規 PRC URL:https://rpc-mainnet.maticvigil.com/
- チェーンID:137
- 通貨記号(オプション):MATIC
- ブロック エクスプローラーのURL(オプション):https://explorer.matic.network/
イーサリアムETHをポリゴンETHに移動【ブリッジ】
取引所からメタマスクに送金したETHは自動的にイーサリアムチェーンに保管されています。ETHをポリゴンチェーンで利用するためにネットワークチェーンをまたいで送金します。これを「ブリッジ」といいます。
ブリッジには複数の方法がありますが、ポリゴン公式「Polygon Wallet Suite」の使用が比較的容易です。
ポリゴン版OpenSeaでNFTを売買
ポリゴンチェーン上にイーサリアムとMATICトークンを準備したら、ポリゴン版OpenSeaでNFT売買が可能です。
まとめ
今回はポリゴンのブロックチェーン上でNFTを売買する手順について解説してきました。
イーサリアムのブロックチェーンで活動するよりだいぶ手数料を抑えることができますが、ポリゴンのブロックチェーンはレイヤー2にブリッジする必要があることから活動人口が少ないことに留意しましょう。
しかしながら、手数料が少ないためブロックチェーンやNFT初心者のトレーニングの場にしたり、趣味でNFTを売買したり活用できますのでぜひ、挑戦してみてください。