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草壁シトヒ
ブロガー
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10月13日はなんの日?歴史的な大移動🚚が記念日に!『引越しの日』

10月13日と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか。実はこの一日には、日本の歴史を大きく動かした出来事から、私たちの食卓を豊かにする記念日まで、たくさんの物語が詰まっているんです。私がこの日を調べてみると、驚くほど多様な顔が見えてきました。

カレンダーの何気ない一日が、実は歴史や文化の交差点だったりします。今回は10月13日に隠された、知れば誰かに話したくなるような面白い記念日の数々をご紹介します。

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歴史を動かした『引越しの日』の原点

10月13日の記念日の中でも、特に大きな歴史的背景を持つのが『引越しの日』です。この日は、近代日本の幕開けを象徴する出来事が由来となっています。

明治天皇の東京への大移動とは?

この記念日のルーツは、1868年(明治元年)10月13日にさかのぼります。この日、明治天皇が長年お住まいだった京都御所を離れ、江戸城、現在の皇居へと移られました。

これは単なるお引越しではありませんでした。江戸幕府が終わり、新しい時代を築くために、事実上の首都を江戸(東京)に移すという、国家的な一大プロジェクトだったのです。この歴史的な出来事は「東京奠都(とうきょうてんと)」と呼ばれ、日本の新しいスタートを国内外に示しました。

なぜこの日が『引越しの日』になったの?

この明治天皇の歴史的な大移動を記念して、1989年に引越専門協同組合連合会関東ブロック会が10月13日を『引越しの日』として制定しました。国家の引越しという壮大な出来事を、私たちの生活に身近な「引越し」というテーマに結びつけたわけです。

私がこの由来を知ったとき、普段何気なく使っている記念日に、こんなにも深い歴史が隠されていることに驚きました。この日をきっかけに、引越しの準備をするのも良いかもしれませんね。


痛みの歴史を変えたもう一つの記念日『麻酔の日』

10月13日は、医療の歴史において非常に重要な一日でもあります。それは、世界で初めて全身麻酔による手術が成功したことを記念する『麻酔の日』です。

世界初!華岡青洲の挑戦と功績

今から200年以上前の1804年10月13日、日本の医師である華岡青洲(はなおかせいしゅう)が、世界で初めて全身麻酔薬「通仙散(つうせんさん)」を用いた手術を成功させました。これは、乳がんの摘出手術でした。

西洋で麻酔手術が行われるより、実に40年以上も早い偉業です。彼が開発した麻酔薬は、チョウセンアサガオなどを原料とする漢方薬がベースになっており、その完成までには、彼の母と妻が治験に協力するという壮絶な物語がありました。

現代医療につながる麻酔の重要性

華岡青洲の功績を称え、麻酔科学の重要性を広く知らせるために、日本麻酔科学会がこの日を『麻酔の日』と定めました。手術の痛みを和らげる麻酔は、現代医療ではなくてはならない技術です。

私たちが安心して手術を受けられるのは、華岡青洲のような先人たちの、計り知れない努力と犠牲があったからこそです。10月13日は、そんな医療の進歩に感謝する日でもあると言えます。


秋の味覚から国際的な日まで!10月13日の多彩な顔

10月13日には、歴史的な出来事以外にも、私たちの生活を豊かにする様々な記念日があります。ここでは、その一部をご紹介します。

食欲の秋を楽しむ記念日|サツマイモの日と豆の日

秋の味覚を代表するサツマイモ🍠。10月13日は『サツマイモの日』です。これは、サツマイモが「栗(九里)より(四里)うまい十三里」と呼ばれていたことに由来する、面白い言葉遊びから来ています。

さらに、この日は『豆の日』でもあります。旧暦9月13日の「十三夜」に、収穫した豆をお供えする風習があったことから制定されました。枝豆や栗ご飯など、秋の味覚が恋しくなりますね。

世界とつながる大切な日|国際防災の日

10月13日は、国連が定めた『国際防災の日』でもあります。この日は、世界中で災害のリスクを減らし、備えを強化することの重要性を考える日です。

日本は災害が多い国だからこそ、防災意識を高く持つことが大切です。この機会に、ご家庭の防災グッズを見直したり、避難経路を確認したりするのも良いでしょう。私もこの日を機に、備蓄品のチェックをしようと思います。

ユニークな語呂合わせ記念日もたくさん!

10月13日には、覚えやすくて楽しい語呂合わせの記念日も存在します。

記念日名由来
ペットの健康診断の日「獣(じゅう)医(い)さん(さん)」|10・1・3の語呂合わせ
ピザまんの日「ピ(1)ザ(3)まん」|数字の1と3に見立てて
世界血栓症デー血栓症の概念を提唱した医師の誕生日に由来

このように、一つの日付に様々な意味や願いが込められていることを知ると、毎日が少しだけ特別に感じられます。


10月13日生まれの著名人とその軌跡

この日を誕生日に持つ著名人もたくさんいます。彼らの活躍が、この一日をさらに特別なものにしています。

時代を彩るアーティストたち

音楽の世界では、素晴らしい才能を持つアーティストが生まれています。

  • ポール・サイモン (1941年)|サイモン&ガーファンクルで数々の名曲を生んだ伝説的シンガーソングライター。
  • Fukase(深瀬慧) (1985年)|人気バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカルとして、独特の世界観で多くのファンを魅了しています。
  • Salyu (1980年)|その圧倒的な歌唱力で、多くの人々を感動させる実力派シンガーです。

スクリーンで輝く俳優陣

映画やドラマの世界でも、多くの名優たちがこの日に生まれています。私が好きな俳優さんもこの日生まれでした。

  • 松嶋菜々子 (1973年)|数々の大ヒットドラマや映画で主演を務める、日本を代表する女優の一人です。
  • 生瀬勝久 (1960年)|個性的な役柄で唯一無二の存在感を放つ、名バイプレーヤーとして知られています。
  • 山本舞香 (1997年)|映画やドラマ、バラエティ番組で幅広く活躍する、注目の若手女優です。

まとめ

10月13日は、近代日本の始まりを告げた『引越しの日』、医療の歴史を大きく前進させた『麻酔の日』、秋の味覚を楽しむ『サツマイモの日』や『豆の日』、そして世界的な課題に取り組む『国際防災の日』など、驚くほど多様な意味を持つ一日でした。

私たちが普段何気なく過ごしている一日一日には、先人たちの努力や想い、そして楽しい言葉遊びまで、様々な物語が隠されています。カレンダーをめくるのが、少し楽しみになるような発見があったなら幸いです。

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