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草壁シトヒ
くさかべしとひ
普通の会社員でブログ歴は10年以上。

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7月2日はなんの日?農作業の労をねぎらう『うどんの日』🍲

カレンダー

1年の折り返し地点とも言える7月2日ですが、この日は単なるカレンダーの通過点ではありません。

私がこの日について深く調べてみると、日本の農耕文化からユニークな記念日、世界的な歴史の転換点まで、非常に興味深いエピソードが詰まっていることがわかりました。

この記事では、7月2日が持つ多面的な魅力を余すことなくお伝えします。今日が誕生日のあなたも、単に雑学を知りたいあなたも、きっと誰かに話したくなる情報が見つかるはずです。

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7月2日とはどんな日?1年の折り返しと半夏生

7月2日は、1年の中でちょうど真ん中に位置する特別な日です。私がカレンダーを確認したところ、平年の場合は年始から183日目にあたり、年末まで残り182日となります。この「真ん中」という特性から、さまざまな意味付けがなされてきました。

暦の上での意味|1年のちょうど真ん中

7月2日は1年の折り返し地点として、気持ちを新たにするのに最適なタイミングです。この日は数学的に見ても1年の正確な中間点であるため、「真ん中の日」という記念日が制定されています。アッカープランニングという企業が制定したこの日は、半分をシェアして笑顔を分かち合う日という意味が込められています。

花王株式会社は「おへそケアの日」を制定しており、これは1年の真ん中と身体の真ん中であるおへそをかけたユニークな記念日です。私が思うに、こうした記念日は単なる語呂合わせ以上に、私たちが日々の生活を見直す良いきっかけを与えてくれます。この時期に上半期を振り返り、下半期の目標を立てるのもおすすめです。

雑節「半夏生」と農作業の関わり

この時期は日本の伝統的な暦である「雑節」の一つ、「半夏生(はんげしょう)」にあたります。夏至から数えて11日目にあたるこの日は、農家にとって非常に重要な節目でした。私が祖父母から聞いた話では、昔の農家はこの日までに田植えを終えることが鉄則だったといいます。

半夏生は梅雨の後半にあたり、麦刈りから田植えまで続いた激しい農作業が一段落する時期です。無事に田植えが終わったことを神様に感謝し、骨休めをする「早苗饗(さなぶり)」という行事が行われていました。この日は農作業の労をねぎらうための特別な休息日としての意味合いが強くあります。現代の私たちにとっても、忙しい日常の中で一息つくための知恵として活用できます。

日本の食文化と地域ごとの風習|うどん・タコ・鯖

7月2日の半夏生には、地域ごとに特定の食べ物を食べるユニークな食文化が根付いています。私が各地の風習を調べたところ、それぞれの食べ物には疲労回復や豊作祈願といった切実な願いが込められていました。ここでは代表的な3つの食文化を紹介します。

香川県|農作業の疲れを癒やす「うどんの日」

うどん県として知られる香川県では、7月2日は「うどんの日」として親しまれています。この記念日は、香川県製麺事業協同組合によって1980年に制定されました。私が現地で取材したわけではありませんが、香川では昔から半夏生の時期に新麦でうどんを打ち、農作業を手伝ってくれた人々に振る舞う風習があります。

うどんは消化が良く、手軽にエネルギー補給ができるため、疲れた体には最適の食事です。この風習は単なるイベントではなく、過酷な労働を支え合う地域の絆の象徴だといえます。現在では香川県外でもこの時期にうどんを食べるキャンペーンが行われており、夏の麺料理として定着しつつあります。今日はぜひ、冷たいぶっかけうどんなどを食べて涼をとってみてください。

関西・福井・奈良|タコや焼き鯖を食べる理由

関西地方、特に大阪では半夏生にタコを食べる習慣があります。これは、稲の根がタコの足のように大地にしっかりと根付くことを祈願する「まじない」の意味が込められています。私が栄養面を調べたところ、タコには疲労回復効果のあるタウリンが豊富に含まれており、理にかなった食事であることがわかりました。

福井県の大野市周辺では、丸ごとの焼き鯖を食べる「半夏生さば」という独自の文化があります。江戸時代、大野藩主が領民の栄養不足を補うために鯖を食べることを奨励したのが始まりです。奈良県では、小麦ともち米を混ぜてついた「半夏生餅」を食べる風習が残っています。このように、地域によって食べるものは異なりますが、共通しているのは「健康への配慮」と「感謝の心」です。

地域食べるもの由来・意味
香川県うどん新麦の収穫祝い、労い
関西地方タコ稲が根付くことへの祈願
福井県焼き鯖スタミナ補給、殿様の奨励
奈良県半夏生餅農作業の休憩、収穫感謝

7月2日に制定されたユニークな記念日一覧

7月2日は語呂合わせや歴史的な出来事に由来する記念日が数多く存在します。私がリサーチした中でも特に面白いと感じた記念日をピックアップしました。話題作りにも使える雑学として覚えておくと便利です。

語呂合わせで覚える記念日|ななつぼし・ナプキン

日本語の「7(なな)」と「2(つ)」などの読み方を活用した記念日が豊富です。例えば、北海道米のブランドである「ななつぼしの日」は、「なな(7)つ(2)」の語呂合わせから制定されました。私がスーパーで見かける「ななつぼし」ですが、この日にあわせてキャンペーンが行われることもあります。

そのほかにも、以下のような語呂合わせ記念日があります。

  • 布ナプキンの日|「ナ(7)プ(2)キン」の語呂合わせ。
  • 夏の長野県産レタスの日|「な(7)つ(2)」の語呂合わせ。
  • なまずの日|「な(7)まず(2)」の語呂合わせ。吉川市の名産品PRのため制定。
  • 柿渋の日|「かきし(7)ぶ(2)」という少し強引な読み方ですが、この時期が柿渋の仕込みに適していることにも由来します。

これらの記念日は、企業や地域の特産品をアピールするためのマーケティング戦略の一環として機能しています。私たちはこうした記念日を通じて、新しい商品や地域の魅力に出会うことができます。

歴史的な出来事に由来する記念日|たわし・ユネスコ

歴史的な発明や出来事を記念する日もあります。その代表例が「たわしの日」です。1915年のこの日、亀の子束子の西尾正左衛門が特許を取得しました。私が感動したのは、彼が模倣品対策として、当時高級品だった石鹸のように商品をパッケージングして販売したというエピソードです。これは日本のマーケティング史における重要な転換点といえます。

1951年の7月2日には、日本がユネスコ(国際連合教育科学文化機関)に加盟しました。これは戦後の日本が国際社会へ復帰する第一歩となった重要な出来事です。7月2日は単なる商品PRの日だけでなく、日本の産業や外交の歴史を振り返る日でもあります。今日の平和な生活が、過去の努力の上に成り立っていることを再認識させられます。

7月2日生まれの有名人と誕生石・誕生花

この日に生まれた著名人や、この日を象徴する宝石や花についても紹介します。私が調べたリストには、ベテランから若手まで幅広いジャンルの才能が並んでいました。

芸能人・スポーツ選手|三宅健や小柳ルミ子など

7月2日生まれの有名人は、個性豊かで実力派の方々が多い印象です。

  • 三宅健(1979年)|元V6のメンバーであり、いつまでも変わらない若々しさで活躍されています。
  • 小柳ルミ子(1952年)|宝塚出身の高い歌唱力とダンスで知られる歌手・女優です。
  • 浅丘ルリ子(1940年)|日本映画界を代表する大女優の一人です。
  • 西川きよし(1946年)|お笑い界の重鎮であり、元参議院議員としても活動されました。
  • マーゴット・ロビー(1990年)|ハリウッド女優。『バービー』などで知られています。

アニメキャラクターでは、『ONE PIECE』のナミに関連するキャラクターや、『けいおん!』の琴吹紬などが誕生日を迎えます。ファンにとっては推しの誕生日を祝う大切な日となります。

誕生石と花言葉|バリサイトとキンギョソウ

7月2日の誕生石は「バリサイト」です。別名ユタライトとも呼ばれ、ターコイズに似た美しい緑色をしています。石言葉は「自然の稔り」「夢の実現」です。私が思うに、農作物の収穫を祝うこの時期にぴったりの石言葉です。身につけることで、夢に向かって進む自信を与えてくれるといわれています。

誕生花には「キンギョソウ」や「クレマチス」が挙げられます。キンギョソウの花言葉は「おしゃべり」「でしゃばり」などユニークなものがありますが、金魚のように愛らしい見た目は夏の花壇を彩ります。大切な人へプレゼントする際は、ポジティブな意味を持つ花言葉のメッセージカードを添えるのがポイントです。

まとめ|7月2日は感謝と祈りの節目

7月2日は、1年の折り返し地点という暦上の節目であると同時に、半夏生として農作業の無事を感謝し、これからの豊作を祈る日でもあります。私が今回紹介した「うどん」や「タコ」を食べる風習には、先人たちの生きる知恵と願いが込められていました。

今日はぜひ、うどんやタコ料理を食卓に並べてみてください。半年の疲れを癒やし、残りの半年を元気に過ごすためのエネルギーをチャージできるはずです。

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